【プリコネ】キャラクターストーリー『キャル』 絆ランク20

雑談・ネタ

1: 2019/03/28(木) 00:50:54.440 ID:xLO39LpS0

~大通り~

キャル「うぅ~……どうしよう~……」

キャル「あいつ今は一人みたいだし、声をかけて見るべきかしら……? でも断られちゃったら気まずいし……」

「どうかしたの?」

キャル「ひゃあああっ!?」

キャル「な、なによあんた! いつの間にあたしの近くに来たのよ!?」

キャル「それより急に声かけるんじゃないわよ……びっくりしたじゃない……」

キャル「……え? あたしが何か悩んでるみたいだったから?」

キャル「ば、バカね! ちょっと考え事してただけよ! 別に悩んでなんか……!」

キャル「……」

キャル「あんたさ、このあとって時間ある? ちょっとだけ……行ってみたいところがあるんだけど」

キャル「あっ、忙しいならいいの! 別に急ぎってわけでもないし、無理に付き合わなくても──」

キャル「ちょうど暇だったの? そ、そう? そうなんだ……? ふ~ん……?」

キャル「なら付き合いなさいよ。あんたが楽しめるかは分からないけど、時間潰しにはなるでしょ」

「一緒ならどこでも楽しい」

キャル「……あんた、そういうこと誰にでも言ってるんじゃないでしょうね?」

キャル「あたしは分かってるからいいけどさ、いつか勘違いしちゃったやつに刺されるわよ」

キャル「はあ? 思ったことを言ってるだけ、ですって~? まったく、ほんと赤ちゃんなんだから!」

キャル「……ふふっ♪ まぁいいわ、行きましょ。すぐそこのお店よ。ついてきて」

 


2: 2019/03/28(木) 00:52:40.389 ID:xLO39LpS0

~スイーツ店 店内~

キャル「うわぁ~……♪ 話に聞いた通り、ネコをモチーフにした装飾でいっぱいじゃない……♪」

キャル「……な、なによ? 何か言いたそうじゃない」

キャル「ふんっ、言わなくても分かってるわよ。どうせあたしがはしゃいでる姿がおかしいって言いたいんでしょ?」

「かわいいと思った」

キャル「は、はあっ!? かっ、かわいいってあんた……!」

キャル「……へ? 飾り付けがかわいい? あっ、そ、そうよね! へ、へぇ~、あんた見る目あるじゃない!」

キャル(うわぁ~……! ヘンな勘違いしちゃったぁ……! うぅ……顔赤くなってないわよね……?)

キャル「さ、さーて? せっかくだからなにか頼みましょ! あたしが誘ったんだし、奢ってあげるわ!」

キャル「ふふ~ん♪ そんなに嬉しいの? にやっにやしちゃってるけど」

キャル「素直でよろしい。ふふっ、あたしに死ぬほど感謝しながらありがた~く食べなさい♪」

キャル「んー、あたしはこれにしよっと。あんたは決まった? それ? ふーん……?」

キャル「……あたしもそれにしようかしら。いやいや、でもこっちもやっぱり……」

キャル「な、悩むわね……」

 

 


3: 2019/03/28(木) 00:54:49.607 ID:xLO39LpS0

キャル「あっ、来た来た! はい、こっちがあんたの」

キャル「やっぱりあたしは最初に選んだやつにしちゃった」

キャル「いろいろ目移りしちゃったけどね。全部は食べきれないもの」

「また来ればいい。それと──」

キャル「んえっ!? な、なんでスプーンを差し出してくるわけ!?」

キャル「い、いや……意味は分かってるけど……」

キャル「そんなこと恥ずかしくてできるわけないでしょ! ここお店の中なのよ!?」

キャル「周りを見ろって? 周り──」

『はい、あーん♪』 『おいしいね♪ うふふ♪』 『ほっぺ、付いちゃってるよ? ……ちゅっ♡』

キャル「げっ……! よく見たらカップルだらけじゃない……!」

キャル「みんなやってるから恥ずかしくないって? そういう問題じゃないのよバカっ!」

キャル「あぁっ! 待って待って! 食べないとは言ってないでしょ!? スプーンを引っ込めないでってば!」

キャル「……も、もらってもいいの?」

「あーん」

キャル「あ~、んっ……」

キャル「ん、おいひい……♪ ふふっ♪」

 

 


4: 2019/03/28(木) 00:56:29.381 ID:xLO39LpS0

キャル「あ、あたしのも……食べる……?」

キャル「ちょっと! なんでにやにやしてるわけ!?」

「僕たちも恋人に見えるのかなって」

キャル「こっ……!?」

キャル「ばばばっ、バカねあんた! 見えるわけないでしょ!? 殺すわよ!?」

キャル「それに! どうしてそれであんたが嬉しそうにしてんのよ!」

キャル「……あたしなんかとカップルだって勘違いされたら、あんただって嫌でしょ?」

キャル「はあ?嬉しいって……。あんたあたしのこと好きなの?」

頷く。

キャル「はぁ~……」

キャル「じゃあコロ助やペコリーヌは?」

「みんな好き」

キャル「はぁ~~~……」

キャル「やっぱり。あんたの好きは恋とか愛の『好き』じゃないのよ」

キャル「あたしだからよかったものの、他のやつなら絶対勘違いするんだからね? 気をつけなさいよ?」

キャル「あたしだからよかったものの」

キャル「……はぁ」

 

 


5: 2019/03/28(木) 00:57:39.942 ID:xLO39LpS0

キャル「結局半分ずつ食べちゃったわね~。あたしは満足だけど、あんたはそれでよかったの?」

キャル「……ああ、答えなくていいわ。なんでって、あんたの顔見たらイヤでも分かるっての」

キャル「今度来るときも分けっこしましょ。今度はペコリーヌたちも誘って──」

「また二人で来よう」

キャル「……」

「二人で全メニュー制覇したい」

キャル「……あはは、そっか」

キャル「そうね! ペコリーヌに頼ったら負けた気がするわ! よぉ~し!」

キャル「それじゃあ、また二人で来ましょ♪ しばらくかかるかもしれないけど、最後までちゃんと付き合いなさいよ!」

キャル「……ふふっ、いい顔ね。よろしい♪」

キャル「そろそろお店出る? 風にでも当たりながら少し歩きましょ」

キャル「ん? お金? いいのいいの、あたしが払うって言ったでしょ?」

キャル「まさかあたしに奢られるのがみっともないなんて──」

キャル「あはは、そんなにブンブン首を振って否定しなくても、ただの冗談よ」

キャル「さっ、行くわよ」

 

 


6: 2019/03/28(木) 00:59:32.014 ID:xLO39LpS0

~大通り~

キャル「それにしてもあのお店……内装はかわいいし、スイーツはおいしいし、かなりの当たりだったわね♪」

キャル「あんたも楽しめたみたいでホッとしちゃった」

キャル「えっ……!? なんであんたを誘ったのかって? そ、それは──」

『この辺りでしょうか? なにやら素敵なお店があるとのことですが』

キャル「ん……? この声……」

『あっちですかね? おーい、コッコロちゃーん! こっちこっち~!』

キャル「んなっ……!? ペコリーヌとコロ助!? か、隠れるわよ!」

キャル「どこにって……と、とにかくこっち!」

キャル「ちょっと狭いけど……ほら、はやく! 抱きつくみたいになっちゃうけど……我慢しなさい!」

キャル「静かにね……動いちゃダメよ……?」

「せまい……」

キャル「……」

『ふむ、このお店ですね。ペコリーヌさま、ありましたよ』

『わぁい♪ 入りましょ入りましょ! ん~……いい匂い……♪ ヤバイですね☆』

キャル「……」

キャル「はぁ~……なんとか見つからずに済んだわね……。今のうちに行きましょ」

「い、今動くと──」

 

 


7: 2019/03/28(木) 01:01:02.126 ID:xLO39LpS0

キャル「え? どうしたのよ? ……って──」

ガタガタッ ドシーン!

キャル「あ痛たたぁ~……」

「むぎゅう……」

キャル「あっ、ごめんねっ……! うっかり押し倒しちゃったわ……。今退くから」

キャル「……あ、あれ?」

キャル「スカートが何かに引っ掛かっちゃったみたいで……動けな──きゃっ! バランスが崩れてっ……!」

グラッ

ブチューッ

キャル「んむっ……!?」

キャル(えええ!? な、何これ!? く、口がっ……あたしの口とこいつの口がくっついて──!?)

キャル「……ぷはっ!」

キャル(や、やだ……ドキドキして……心臓が破けちゃいそう……。あたし、こいつと……き、キス……)

「ご、ごめん……!」

キャル「う、ううん……! あたしの方こそ……じゃなくて!」

キャル「こっ、これはただの事故! 事故なんだからっ! 謝るとかそういうのじゃないからっ!」

キャル「とにかくはやく体勢を直して──」

ビリィッ

キャル「うっ……。まぁこの際スカートの犠牲は仕方ないわね……」

 

 


8: 2019/03/28(木) 01:02:37.086 ID:xLO39LpS0

キャル「ほ、ほらっ。立てる? ……よいしょっと」

キャル「……」

「あの……」

キャル「何もなかった! 何もなかったのよ! いいわね!?」

黙る。

キャル「ともあれ、ペコリーヌたちにバレなかったのは幸いね……」

キャル「……あれ? そもそもどうして隠れたんだっけ?」

キャル「あぁ~もぉ~っ! 頭の中がぐちゃぐちゃよ!」

キャル「とりあえず帰りましょ! 一旦落ち着かないとなにも手につかないわ!」

「待って!」

キャル「……なによ。そんな大声出して」

「下着が丸見えだよ」

キャル「なぁっ……!?」

バチーン!

キャル「ななな、なに見てんのよこの変態! サイッテー!」

キャル「……さっき破れちゃったとこ、こんなに大きく裂けちゃってたのね。これじゃあ通りを歩くなんて無理じゃない……」

「任せて」

キャル「任せてって──ちょっ、ちょっと!? なに抱きかかえてんのよ!? これお姫様抱っこじゃない!」

キャル「降ろしなさいよ! はやく! 離せっ! ふざけんなぁ!」

「これなら下着は誰にも見られない」

キャル「下着見られるのと同じくらい恥ずかしいってば! 死ぬっ! 社会的に死んじゃうからぁ!」

キャル「お~ろ~せ~~~!」

 

 


9: 2019/03/28(木) 01:04:50.918 ID:xLO39LpS0

~キャルの部屋~

キャル「うぅ……もう外歩けないわ……。もう死ぬしかない……」

「誰も気にしてなかった」

キャル「そ、そんなわけ──あっ……あたし気配を消す魔法を……?」

キャル「はぁ~……よかったぁ……。無我夢中で的確に魔法を使えるなんて、さすがあたしね……♪」

キャル「……ちょっと、いつまであたしの部屋にいんのよ。着替えるから出てって」

キャル「……?」

キャル「どうしたの? モジモジしちゃって」

キャル「は? 目が離せない?」

キャル「あんた……伏し目がちだと思ったら、さっきからどこ見てんのよ!」

キャル「あたしの……し、下着をっ……それでモジモジしてるって……! あんた本当に変態じゃない!」

キャル「うぅ~……」

キャル「……」

キャル「そ、その……」

キャル「……気になるの? あたしの下着、とか……」

キャル「だからっ……! み、見たいのかって……聞いてんのよ……」

「見たい」

キャル「……っ」

キャル「へ、へぇ~……? 普段赤ちゃんみたいにヘラヘラしてるくせに、そういうのは興味あるんだ……?」

キャル「……ねぇ? あんたって、あたしのこと好き?」

「好き」

 

引用元:http://2ch.sc/より引用

キャル部屋〜続き(少し過激なため注意)↓

キャラクターストーリー『キャル』 絆ランク20